飲み会

最近の調査で、ここ二年連続で飲み会が減少している統計が発表されている。
また、ビールやウイスキーなどアルコールの消費量はもっと深刻で、ピーク時から比べると2割以上の減少が見られる。
これは、若者のアルコール離れを指摘する声もあるが、私は非正規雇用における割合の増加が大きく起因していると考える。
昨年アベノミクスの影響で日本の株価はかつてない急激な上昇をしたが、一方で昨年10月に発表された国民の平均所得においては、非正規雇用の増加で逆に下がっていると発表された。
また、現実に円安により物価が上がり、4月からは消費税の増税も決まって、非正規雇用として働く者にとってはついに一杯の晩酌まで削らなければならない時代に突入している。
そんな中、病院関係での飲み会はとても多いと聞く。
また、合コンなどの人気ランキングでも、男性の医師に対して女性では看護師が上位にあがっており、この様な合コンでの飲み会もとても多いと聞く。
しかし、中にはこの様な飲み会への参加を苦痛としている声も多く、私もあまりお酒が苦手な方なので、この様な声はよく理解できる。
特に新人の時は周囲にとても気を使い、返って仕事よりも飲み会の方が疲労や苦痛を感じたことはよくあった。
しかし、社会人になるとアウトドアーなどの娯楽を楽しむ仲間がなかなか見つからず、お酒が飲めないと人とコミュニケーションがとれなくなり、職場で孤立してしまうことも間違いない。

Posted at 5月 2nd, 2014.

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